≪ 2017年 秋の番外ハイキング (鋸山・日本寺) ≫

 [主な行程]

浦和駅 〜 浜金谷駅 〜 ロープウェイ山麓駅 〜 ロープウェイ 〜 山頂駅 〜 日本寺北口管理所 〜 百尺観音 〜 地獄のぞき 〜 千五百羅漢 〜 日本一大きな石の  大仏〜 境内で昼食〜 表参道管理所 〜 仁王門  〜表参道 JR保田駅 〜 浦和駅

平成29年10月4日に健脚を自負する(?)ハイキング部 9人の参加を得て、房総の鋸山ハイキングと日本寺参拝を実施しました。天気予報では、曇りのち午後からは天気回復して秋らしい行楽日和とのことでしたが、天気の回復が遅れて帰路につく頃に太陽が見られるようになりました。しかしながらお陰で険しい山道を余り汗もかかずに歩行出来たことに感謝すべきかもしれません。又、平日でもあり観光・参拝の人々の数も多くなくのんびりと我々はハイキングを楽しむことができ感謝しております。 

 鋸山は千葉県の房総半島の南部、安房郡鋸南町と富津市の境に位置する標高329メートルの山で、「地獄のぞき」と呼ばれる断崖から突き出た大きな岩盤上からおよそ100メートル下を望むことができ、観光スポットとして人気の場所であると同時に実際にこの場に立って眼下を眺めると地獄を見るような気持ちになりました。江戸後期~昭和後期まで、良質な石が取れたという採石場で、今もむき出しの石切り場はギザギザと切り立った壁面となっており、当時の採石作業者の苦労が偲ばれます。 

 日本寺は約1300年前、聖武天皇の勅詔を受けて、行基菩薩によって開かれた関東最古の勅願所です。鋸山(のこぎりやま)の南側斜面10万坪余りを境内としており、豊かな自然の中を散策しながら、大仏様(薬師瑠璃光如来)、百尺観音像、千五百羅漢石像群などをお参りすることができました。今では石像の中には風化、或いは破壊されてみるに耐えないものもあり、今後が少々心配もありますが、後世に伝え残して欲しいと思います。

一度はここに観光・参拝に来たいとの長年の思いが実現出来て満足なハイキングになり、嬉しい気持ちになりました。同道の皆さんありがとうございました。又お疲れ様でした。

                         (記:加藤 写真:加藤、松本)