第4回「見沼たんぼ散策」  4班担当

11月15日(火)午前9時にJR大宮駅構内の「豆の木」下に参加者34名と本日のガイド赤松さんが集まり、東口駅前から始発の乗り合いバスで三崎台で下車、バス停前が旧坂東家住宅見沼くらしっく館です。かつての農家の姿を再現し、生きている民家をテーマに市で管理しています。見沼田んぼの中に稲わらで作った「フナノ」という小屋大の藁貯蔵庫を見て不思議に思いましたが、説明によると燃料や農耕牛の飼料、藁細工の材料として、このように積んで使用されてると説明を聴きました。見沼自然公園には沼地を田んぼ畑に変え、見沼代用水の開削者、井澤弥惣兵衛の銅像が立ち、その発想と苦労と技術の高さに驚かされました。

さぎ山記念公園や萩原家シラサギ営巣跡地、深井家長屋門などを観て回り、昭和40年代の初めにはシラサギが群れを成して飛んでいたそうですが、いなくなった理由や農家にとって糞害などで困り果て、現在ではほっとした気持ちが理解できました。

今回予定していたコースを全て終わり、見沼自然公園にて12時30分に解散、ここまでの歩行距離は4.1キロでした。

天候はコートを脱ぐほどの暖かい天気に恵まれ、全員無事に予定コースを回れたことに感謝いたします。

                                      (記:井関)