≪ シモバシラ(植物)の霜柱観賞 ≫

2017年(H29年)月15() にシニア有志4人で、浦和から電車で約30分と近い東京都板橋区赤塚地区の赤塚植物園他に行きました。今年になっての寒    波到来で最低気温が氷点下以下になった日を選を選んでの見学としました。朝は底冷えでしたが、日が昇るにつれて気温も上がり、且つ無風に近く最高の観察日でした。目的のシモバシラの氷柱も十分に成長しており満足な観察が出来ました。また植物園の他近傍の乗蓮寺(東京大仏)、不動の滝、竹の子公園なども散策して、正午前に東武東上線 成増駅に戻り、昼食を摂り1時頃浦和に戻りました。貴重なシモバシラの氷柱の観察を体験でき、天気にも恵まれた楽しい一日でした。 

 

 

 

 (主な行程 ) : 成増駅ー 赤塚植物園 ー 赤塚地区の名所巡り ( 東京大仏、不動の滝、竹の子公園、赤塚溜池公園、郷土資料館、赤塚城址公園 ) 成増駅

 シモバシラは、山野に生えるシソ科の多年草。秋に花を咲かせます。冬に地上部は枯れますが、根は生きていて地中の水分を吸い上げます。そして枯れた茎がたてに割れ、そのわずかなすき間を、吸い上げた水分が枯れた茎からにじみ出て氷の結晶をつくります。結晶は茎に沿って薄く伸び、幅35センチメートルほどのカールした羽毛のように見えます。この根元についた氷の独特の形状からシモバシラと呼ばれるようになりました。結晶ができる条件は、気温が低く風のない朝に限られるため、毎日見られるわけではありません。関東では高尾山のシモバシラが有名ですが、ここ赤塚植物園でも1月頃の寒い朝にだけ見ることができる氷の芸術品です。            (記:加藤)